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【2023年版】インド生活お役立ちアプリ

この記事では、インド在住の筆者がインド生活で役立つアプリについてお伝えします。
新たにインドに赴任される方、インドに旅行に来られる方はぜひ一読してみてください。

少しでもお役に立てればうれしいです!

IT大国のインドでは、便利なアプリが充実!

不便なインド生活……。というイメージは古いかも?
ここ数年でインドのアプリは進化しています!

なかでも生活で欠かせないのは、食料品・日用品の即時配達アプリと配車アプリですかね。

それでは見ていきましょう。

食料品・日用品の即時配達アプリ

ブリンキット(blinkit)

2022年にゾマト(後ほどご紹介します)が買収した即時宅配アプリ。
10分間配達をウリにしています。

おそらく昨年時点では、私の住むデリー首都圏でもっとも早く届くアプリでした。

エリアごとに配達拠点を設置しているので、その拠点にどのくらい近い場所に家があるかで配達にかかる時間が変わるのですが、本当に7~15分くらいで届いていました。

最近は配達員のストライキの影響なのか、やや配達時間が長くなっています。

それでも注文から30分以内では届くと思います。

品揃えも充実していて、「これもあるのか!」というものが手に入るので、買い物がずいぶんらくになりました。

野菜も、簡単にオーガニックや水耕栽培のもの、ちょっと高いけど質がいい、「プレミアム野菜」も手に入ります。

たとえば、プロテイン、生理用品、コスメ、ペット用品、調理家電、アイロンなどの生活家電なども買えます。

ただ最近は「一時的に利用できません」と表示されることも増えたので、そこがネック。

サービスのクオリティーがもとに戻れば間違いなくナンバーワンの食料品・日用品宅配アプリです。

スウィッギーのインスタマート(instamart)

こちらも10分程度の即時宅配をウリにしているサービス。

スウィッギー自体は、もともと前述のゾマトと並ぶ食事宅配アプリ。日本のウーバーイーツや出前館と同じ存在です。

そのスウィッギーのアプリ上で、「インスタマート」というサービスを選択すると食料品や日用品の即時宅配が利用できます。

ただブリンキットより全体的に品揃えが悪く、配達にかかる時間も長い印象。

ただ配達時間はお住いの場所で変わるかもしれません。

筆者の場合、食べたいアイスが売っていたり、ブリンキットで品切れになっている商品がある場合など、ブリンキットを補完するサービスとして使っています。

ビッグバスケット(bigbasket)

こちらはスーパー系のアプリ。ビッグバスケットは、タタグループという財閥系のスーパーチェーンなのですが、
そのスーパーがはじめた宅配アプリ。

30分以内で届くBBナウというサービスと、4時間以内で届くビッグバスケットというサービスなどがあります。

このアプリも、30分で届くほうは品揃えがビッグバスケットほどではないのと、配達時間もブリンキットより遅いので利用していません。

4時間で届くほうは、品揃えが豊富そうなので、時間に余裕があれば利用価値が高そうです。

ミルクバスケット(milkbasket)

こちらはややサービス内容が特殊。

まず、ある程度の規模の団地などの住宅でないと、宅配場所に指定できません。

そして品物を選んだ時に決済するのではなく、カートに入れた商品が自動で翌朝7時ごろに玄関先に届くというシステム。

便利な人にはとっても便利みたいです。

配車アプリ

世界各国で普及している配車アプリですが、もちろんインドでも利用可能です。

最近はEVなど新しい配車アプリも登場しています。

ウーバー(uber)

筆者が愛用しており、日本人の利用もおそらく1番多いであろう配車アプリ。

アプリの画面が使いやすいのと、運転者数が多くて車がつかまりやすい。

よく割引価格が適用されるのですが、後述する電子決済アプリと併用することで、ますますお得になります。

目的や予算に応じて、以下のような乗り物が選べます。
都市によっても選べるサービスが異なります。

・バイク
・オートリキシャー
・タクシー
・プレミア
・シャトル

オラ(Ola)

インド生まれの配車アプリ。インドでは、ウーバーの次の規模なのではないかと思います。

ウーバーがぜんぜんつかまらない時に使うことがあるくらいです。

ブルスマート(BluSmart)

EV専門の配車アプリ。まだ始まったばかりなので、割引も多い印象です。

ただおそらくドライバーの数がまだ少ないこともあって、サービス内容はちょっと特殊。

乗りたいときにその場で配車を依頼するのではなく、事前に予約しておく必要があります。

食事宅配アプリ

日本のウーバーイーツみたいなサービスを提供しているアプリをご紹介します。

ゾマト(zomato)

王道ですかね。高級店や日本食レストランも網羅していて、提携レストランが豊富。
ただ、同じレストランの同じ料理を頼む時、このあと紹介するスウィッギーのほうが安い時があります。その分包装が簡素だったりしますが。

ゾマトは「ゾマトゴールド」という会員サービスがあり、
●毎回の注文でかかる配達料無料
●ゴールド会員向けの特別割引(レストラン利用を含む)
といった特典が利用可能になります。

会員費は3カ月999ルピーのところ、149ルピーへの割引を行っているので(※2023年6月時点)たくさん食事宅配を利用するならゴールド会員になることで、スウィッギーよりお得になるのではないかと思います。

スウィッギー(SWIGGY)

ゾマトに比べると、私の住んでいるデリー首都圏では、利用できない日本食レストランがあります。
その分、ローカルの飲食店でスウィッギーにしかないところがあるののかもしれませんが、その辺はわかりません。

非有料会員で比べると、同じ店の同じ料理が安いことがあるのは前述のとおりです。

同じアプリで、食事の宅配のほかに、食料品の配達なども利用できます。
詳しくは、前述の「インスタマート」をご確認ください。

食事宅配はいまのところ、ゾマトとスウィッギーが2大巨頭で、そのほかのアプリは使ったことがありません。

電子決済アプリ

電子決済はインドのようが日本より先に普及が進みました。
屋台で10ルピーのチャイを買うのにも、アプリで支払えます。
店頭にある支払い用のQRコードや、店員の携帯電話番号を使って支払うことができます。
おそらく、インドの携帯電話番号とインドの銀行口座を持っている人向け。

ペイティーエム(paytm)

日本人に1番浸透しているイメージ。日本のペイペイがペイティーエムの技術をベースにしているからでしょうか。
電話番号を通じて個人への送金が簡単にできるので、日本人同士でお勘定を分けるのにも使用されています。
送ったお金は即、個人の口座に入金されているみたいです。
利用手数料はかかりません。

便利なのは、鉄道やバスのチケットが超簡単に買えること。
旅行者の時に、超がんばってインドのチケットを予約したのがうそみたいです。

たとえば、ウーバーのギフトカードを買うと●回まで●%キャッシュバックみたいなお得な特典が利用できる
「キャッシュバック&オファーズ」という機能もあるので要チェック。

フォーンペ(PhonePe)

ペイティーエムとほぼ同じサービス内容。
ペイティーエムが使えない時があったので、こっちもダウンロードして何度か使いました。

そのほか

銀行アプリ

口座を持っている銀行のアプリ。
筆者が利用しているK銀行のアプリでは、アプリ上で送金、入出金確認、定期預金の契約・解約、銀行履歴の入手などができるので、便利。

マイジオ(MyJio)

利用している通信会社ジオのアプリ。アプリで、残りのデータ量の確認や、通信プランの選択と支払いができるので便利。

アーバンカンパニー

筆者は使ったことがないのですが、家の掃除や家電の修理、ヘアカットなどのサービスを自宅に呼べるアプリ。なかなか便利みたいです。

 

さいごに

インドのアプリ、なかなか充実しているのではないでしょうか。

また便利なアプリを見つけたら更新します。

それではまた。