この記事では、インドの基礎知識をお届けします。
インドって日本からは遠い国ですよね。どんなとことなのか、よくわからない人も多いかもしれません。
この記事が、少しでもイメージがわく助けになれば幸いです。
カレーとターバンの国?
インドについて、なんとなくカレーやターバンをイメージする方も多いのではないでしょうか。
そのイメージ、少なからずあってます!!
インドのローカルフードは、日本人からするとほとんどカレー味だったりします。
フルーツにマサラを振って食べることも・・・。
日本人が、いろんな料理に醤油を使うのと同じという説明もよく耳にしますね。
インド人にとっては、これは具材や使用するスパイス、調理法の違いですべて違う料理でも、日本人にはどれもカレーみたいな味かもしれません。
ひとくちにインドと言っても、広いインドは地域差も大きいので一概に同じとは言えませんね。例えばミャンマーに近いインドの北東部では、もっと東南アジアっぽい料理を食べています。
ターバンをしているのは主にシーク教徒
一方、インド人といってイメージしがちなターバンを巻いている人は一部です。北部デリーなどの都市部でみかけるターバンの人は、ほとんどシーク教徒。
ラジャスタン州など一部の地域では、シーク教徒ではなくてもターバンを巻く文化があるようです。
インドの宗教について気になる方は、こちらの記事がおすすめです。
インド人は何教徒?(準備中)
臨機応変すぎる!もはや何でもあり?
インドに来て感じたのは、日本の常識はインドでは全く通用しないということ。
●電車は時間通りに来なくても当たり前
●道でも駅でも、人が寝てても当たり前
●道路の真ん中を牛が占有していても当たり前
インドでは日本人からするとびっくりすることが起きるのが日常茶飯事なので、たいていのことでは驚かなくなってきた気がします。
なのでインドでは、計画通りにいかなくても、思い通りにいかなくても、時間通りにできなくても、むしろそれが当然。
例えば旅では、それを見越して日程に柔軟性を持たせておいたほうが気が楽です。
その時々に起こった偶然な出来事を楽しめるといいですね。
一方で、インドの人たちの臨機応変さには目を見張ります。
日本では規則にしっかり従うのが当たり前。それはもちろんいいことなのですが、そうでないからこそ、インドは柔軟性が高いです。
インドでは「これは絶対無理」だと思えることでも、意外と「何とかなる」ことも多いかも。
「自分もこの国で、何かできるかもしれない」そういう期待を感じさせてくれる国です。
人口世界1位の巨大国家
さて世界を見渡すと、インドは誰しもが無視できない大きな存在となりりつつあります。
2023年に人口が世界1位になると予想されているのはもちろん、中国やロシアをはじめとするほかの大国とも独自の外交路線を示しています。
これだけの人口をかかえる国。インド人といってもバックグラウンドはそれぞれ異なります。
一説には、インドの言語は600を超えるとも言われています。
デリーなど北部ではヒンディー語が広く話されていますが、南部に行くと通じません。
そのため、インドのお札は15の言語で書かれています。
平均年齢は28歳前後。道行く人は若者ばかりです。
これから伸びるというエネルギーを感じる国です。